2008年06月12日

ヴィクター・ゴーインズ

海に行った。

流れが速くて
人のいない海だ。

僕はいつも
1人で
あまり人のいない
海に行く。

よく
心配されるし
危ない目にも
何度かあってる。

もしかしたら
近い将来

海に
呑み込まれてしまう時が
やってくるかもしれない。

それでも。

抗いがたい
波のうねり。

あの中で
どんなにあがこうと
僕は無力だ。

そのことが
かえって
僕を
安心させる。


到底
太刀打ちできない
巨大な力の塊に
抱かれると

僕は僕を
偽らなくなる。




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